泣きたい日

昼の授乳が終わってから、赤ちゃん達が泣いてばかりで寝てくれない。「泣いている理由」はいろいろ考えられるため、まず粉ミルクを飲ませ「お腹が減っていて泣く」を検証する。一応二人とも飲んだが、まだ泣いている。オムツも濡れていない。こんな時、初心者は「どうしよう、泣きやまない」とオロオロし、抱き始めるが、物理的にも二人同時に抱えるのは無理なため、そのまま放置することに決めた。「泣いているうちは死にやぁしない」と思い、家事をする。この辺りが経験者。まだ泣き声も小さいため、さほど気にならない。しかし困ったことが起きた。赤ちゃんの泣き声を聞いていると、自分自身が泣いてしまうのだ。「こんな所にも情緒不安定の兆候が・・・」と、頭は冷めているのだが、涙と鼻水が止まらない。「そうか、赤ちゃんが泣いていてお母さんが泣けてくるのは、本当に悲しいからでなく、ホルモンバランスの不安定による生理的なモノか」とも考えたりするのだが、泣きながら家事をするのは結構大変だった。それでも、お腹が大きくて動けないつらさに比べたら、こんな事はたいしたことじゃない、と思った。結局、1時間半泣かせた後、疲れて座りたくなったので、授乳する。その後二人は寝た。たぶん暑くて機嫌が悪く、人肌が恋しくて母乳が飲みたかったのだろう。でも、二人あわせて8回/4時間もウンピーのオムツ替えをさせられたら、いい加減忙しくて授乳はできないよ。