やっぱりクリスマスイヴは礼拝する日でしょう

今年こそはイヴ礼拝に復帰だ!と思っていたのに、私自身がカゼをひいてしまい断念しました。イヴ礼拝は歌う礼拝。セキで声が出ない状態で行っても悲しいだけです。だからといって、パーティーをする気は全くなく、新しいワインを開けるに留まりました。
この時期は、街中の浮かれた気分に反比例して私の気分は落ち込みます。「メリークリスマス」と「厄除けは〜へ」というCMが交互に流れるという事が象徴する様に、「あんた達、メリークリスマスって言っておいて、7日後には神社へ初参りに行くんじゃないわよ!!」と言いたくなるのです。そして当の教会でも「ハレルヤ」だけを歌う事について、「『ハレルヤ』は復活の歌でしょ、なんで誕生に歌うのよ」と抗議したくなるのです。だいたい、12月25日になったのはローマの祭りからという説が有力で、イエス様が産まれたのは冬ではないのです。聖書の記述にある「羊飼いが野宿をする」のは夏で、冬は寒くてできないのですから。本当の誕生日でもないのに、そんなにめでたいかと思う自分に少し嫌悪してしまいます。配偶者は「日本にはやおよろず(八百万)の神がいるのだから、キリスト教の神が一人増えたところで影響はないんだよ」と言いますが。宗教で戦争をする国が多い中、日本はしあわせだよなぁ、と少しあきれて少し安堵して思います。