理系度チェックの結果と問題点

PiPELiNEさん理系度チェックをやってみました。私の結果は


理系(70点〜100点)
点数:75点

人になめられ、自信喪失のあなた。悩む必要はありません。あなたをいじめる連中は、他人をあれこれ批評する事に忙しく、自身は創造性に富む仕事はしていないのです。ということは、いわゆる文系分野の仕事をしている方でも、それが創造性に富むものであればこの範疇に入るかもしれません。


と出ました。
しかし、このチェックには多くの疑問があります。


1「的外れな発言や勘違い、天然のボケの数々こそが理系の発想の源、そして才能の証」は事実か。
確かに的外れな発言は多いかもしれません。しかし、天然ボケの理系は少ないと思います。ボケていたら論文発表はできませんから。またそれが才能の証とはどういうことなのでしょう。学会ではツッコミまくる人の方が才能ある人の様に思えますが。


2「隣の家の風鈴の音が気になる。Tシャツの内側のタグが肌にこそばゆく、はずしてしまったりする。」
これに「はい」と答えると理系度が上がりますが、単に神経質な人だと思います。


3「行きつけの店ではいつもほとんど同じメニューを注文する。」
これに「はい」と答えると理系度が上がりますが、理系なら全てのメニューを試すべきと私は考えます。試食、つまり実験しなくては本当にそれが一番おいしいのかどうかわからないからです。


4 結果を読むと「理系は想像力に富む」と考えている様ですが、私は詩が書ける文系の方が想像力があると思います。おそらく筆者は「自分は想像力のある理系なのに、文系に批判を受け自信を喪失し、悩んでいる」のでしょう。私は「人になめられ」たことも、それで「自信喪失」になったこともほとんどないため、この文章には驚きました。たとえ批判を受けたとしても、理系の考え方の根本は理論的に正しいかどうかであり、理論的に正しいことであれば、どんな批判を受けようとも自身を失うことはないはずです。それでも地球は動くと言ったガリレオの様に。


さてこのチェックに触発され、私なりの理系度チェックを作ってみました。興味のある方はどうぞ