七五三までの道5 母とお風呂に入るくらいなら、ごはんがない方がまし

せっかく切ってもらった髪の毛も、もう伸びてしまったため、再び床屋へ。前回は成功したので、今回も安易に考えていたら大間違い。


配偶者と一緒に床屋へ行き、私は後からお金を持って行くだけの予定だったのに、配偶者から電話。


「夏子が大泣きして切らせない」


慌てて床屋へ行くと、もうまろが切られていた。夏子はあまりに泣くため、途中で断念したのだという。半べそのまろのそばに立ち、「泣いたらごはんはないよ」と声をかけていたら、最後までおとなしく切ることができた。そして夏子。


「よるごはんも、おかしもいらないから帰る!!」と泣いているので、「じゃあ、母さん(私)と一緒にお風呂だけれど、それでも帰る?」と聞くと「それなら切る」との返事。「ここで泣いたら、母と風呂だよ」と声をかけるたびにおとなしくなり、無事終わることができた。


確かに私とお風呂に入ると、頭からお湯をかけて頭を洗うけれど、それほどイヤなのかい、母との風呂は。