そして入学式

司会の人がとても上手だったので、小学校で司会者を雇ったのかと思ったら、新しい教頭先生だった。訂正、副校長だった。
東京都の指導で「校長とともに学校経営を担う管理職としての立場を明確にし、トップマネジメント機能の強化を図ることを目的として」、「教頭」を「副校長」と名称変更したらしいが、さすが石原慎太郎。志望校として書きたくないほどセンスのない「首都大学東京」の名前にも驚いたが、教頭をやめて「副校長」と呼ばせるとは。それほど強制力を持って人の生活に干渉したいのか。君が代問題にもうんざりしていたが、また呆れた。
式後に「入学通知書を回収します」と言われる。区から郵送される用紙に何かを記入して持ってこなければならなかったらしいが、うちには配達されなかった様だ。だから詳細な入学式案内書がほしいと思っていたのに。小学校はこんな怠慢な運営でも成り立つのかと、また驚いた。家に帰ってから電話で確認すると「なくても現在は支障がないので、いいです」と言われた。さらに驚いた。
やはりランドセルをしょってきた子はいた。むしろ持ってこない子の方が少なかった。
今夜は教科書に名前書き。鉛筆も削らなければ。