鈴置洋孝氏死去

彼を好きになったのはやはり高校2年の時。夏にスーパーマンに恋して、秋にドラゴン紫龍にひかれたワケです。そして今はどちらの彼もこの世にはいないのですが。


彼は「修行に耐えて強くなる二枚目」タイプの最後の一人。この後私の好みは「二枚目なんだけど三枚目」「アタマ使って、人生楽しく生きようよ」タイプに移行するのです。ですから久しぶりに「るろうに剣心」の斎藤一で再会した時も、「ごめん、あなたと安原さんが出てきたら、安原さんの方が気になるわ」と自分の趣味を認識したのでした。いえ、四乃森蒼紫は二枚目過ぎて好きではありませんが。


それからは安原さんのお芝居でもらう他の舞台パンフレットで見かけ、「あぁ、あなたも舞台にいくの」と知り、いつか見てみたいなと思っていましたが、かないませんでした。


ありん子はボロボロ泣いたそうですが、私はまた泣けませんでした。私は誰がいなくなった時に泣くのでしょうか。


この記事も、書かないで過ごしてしまいそうでした。一応、一時は心ときめかせた彼が昇天されたのですから、書いておかないと。