「い」と「や」の関係

息子の「ひらがなおけいこ表」を見ていて気が付いた。「小さい『やゆよ』は『いの段』にしかつかないんだ!」と。確かに「きゃ」「しゃ」「ちゃ」はあるが「かゃ」「すゃ」「てゃ」はない。この「いの段」と「やゆよ」の関係に、私が驚いた理由はフランス語にある。
フランス語では「Y」を「イグレッグ」と言う。これはイ=I、グレッグ=ギリシャの意味で、訳せば「ギリシャ語のI」となる。つまり「Y」は「外来語(ギリシャ)のI」であり、「Y」付く単語は外来語である事が多く、「I」と同じく「い」と発音する。フランス語を学んだ時にこの「I」と「Y」の関係を興味深く思っていたが、まさか日本語にも「いの段」と「や行」に関係があるとは、昨日まで気付かなかった。
ちなみに韓国語では「やゆよ」は母音になる。