英語じゃなかったコヘレトの言葉

NHK総合ER11の放送が始まりました。
シリーズが進むごとに暗くなっていく作品にげんなりしながらも、毎回なんとなく見てしまいます。今シリーズは6日に初回が放送されましたが、早速予約録画に失敗してしまいました。「あぁこんな半年がまた始まったのか」とさらにげんなりしていました。
しかし、今日見ることができました。母が録画していたのを見せてもらったのです。すると、死産した子供の遺骨を散骨するカーター先生の横でケムさんが言った言葉。


「すべての物事には 時がおとずれる」


あぁ、コヘレトの言葉だ!そうか、この言葉で送るのか、と感慨深く思いながら聞きました。その後も彼女はいくつかの言葉を続け、その場面は終わりました。


さて見終わって、早速日本語と英語の聖書をひろげ、先程の場面まで巻き戻し。音声を副音声にし、「セリフ、聞かせてもらうわよ」と意気込んでいると、彼女の口からは「あん と〜ん」という音が。


「あん と〜ん?え、timeじゃないの。あん、と〜んって英語じゃないよね。・・・あ!フランス語だ!」


で、英語の聖書をしまってフランス語の聖書を出してきました。そうか、カーター先生の彼女ってフランス語をしゃべる人だったね。英語を待っている耳にフランス語がくると、わからなくなってしまうのですよ。彼女のおかげで久しぶりにフランス語の聖書をひらきました。