ヨハネによる福音書15章13節

13節
「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」


この聖句を初めて読んだとき、私はセブンの最終回を思い出しました。
「アマギ隊員がピンチなんだよ!」
この言葉を最後に、彼は命をかけてセブンとなりアマギ隊員を助けに行くのです。


どうして大勢のウルトラマンの中で、特別セブンに恋いこがれるのか、その理由がここにあります。
彼が本当の愛を見せてくれたからです。
恋人同士が助け合うのは当然のこと。命をかけることもあるでしょう。でも、セブンは恋人であるアンヌの制止を振り切って、友を助けに行くのです。
こんな彼に惚れました。


セブンは私の理想の男とは少し異なります。
賢くないし、ぐちぐち悩むし、その上後悔するし。
それでも彼の見せてくれた「愛」故に、私は今でも彼を初恋の人として、恋いこがれるのです。