朝から昼まで

今朝は6時半に目が覚めました。
そのまま布団に寝ていたら、電話が。
鳴り続く呼び出し音に「これは誰か死んだな」と思って出てみると、母からで「お父さん死んじゃったみたい」と。
「朝、起きてこないから、起こしにいったらもう固まっていたの」
他から電話がきたため、そこで切れました。
6時45分でした。


子供達を学校へ出してから、徒歩5分の実家へ行くと、表で妹が立っていました。
警察の車が来るため表に出ていたそうです。
彼女は泣いていました。


父が寝ていた部屋を見に行くと、そこは立ち入り禁止になっていて、多くの警察官がいました。
自宅で亡くなった場合、検案(医師が死因を特定すること)が終わるまで、現場保存をしなければならないそうです。
刑事ドラマの様な、施錠はしていたか、盗まれたものはないか、同居人は誰か、などきかれたそうです。
すでに父は銀色の袋に入れられ、姿を見ることはできませんでした。
そしてそのまま父は警察署へ行ってしまいました。
「遺体預かり証」の様なモノは渡されず持って行かれましたが、警察官が全員偽物で遺体誘拐だった!なんてあったらどうするのだろう、と思いました。


監察医の都合で早ければ午後2時、遅ければ明日の朝、その時までに遺体を引き取る葬儀会社を決めておいて下さい、と言われ、お世話になっているお寺の専属葬儀会社を紹介してもらいました。
故人の唯一確かな要望は「葬儀はK斎場で」だったため、日本一予約の取れないK斎場の予約状況をきき、お彼岸中で忙しいお坊さんの予定とすりあわせ、通夜、葬式の日程が決まりました。